バイオリンレッスン
4月からお越しの生徒さん。退職された先生からの引き継ぎで、既に色々な曲を勉強されています。
脱力が課題で、基礎練習や曲を使って少しずつ改善出来る様にレッスンを進めています。
16分音符♬での手首の使い方。がちがちに固まった手首。
まずは弓を持たず、ボーイングの高さまで右腕を上げます。そのまま左手に自分の右腕の重さを預けます。この時にいつも右腕に力が入っていると、なかなか腕の重さを預ける事が出来ません。
上手く預けらると、手首もぶらぶらと脱力ができます。
そして、脱力ができると手首や腕は勿論、背中や腰回りも固まりません。
呼吸も大切で、ゆっくり深呼吸してみると良いです。吸った息は必ず吐きます。吐く時に身体を緩めやすいです。演奏中もついつい呼吸が止まってしまったり、吸った息を吐かないでいる事も。
手首を使う時に、指や手首に力を入れてしまうと全てに力みが生じます。
背中や腕の力みが取れると手首も緩みます。
体の先端を脱力したい時は、腕や背中などをまず緩めると良いかと思います。
勿論弓を落としてしまう程の脱力は無理ですが、腕や弓の重さを上手く使い、効率よく自分の体を使いたいです。
立奏のレッスンですので、立ち方、楽器の構え方などのお話もしています。
力みが抜けると、詰まっていた様な音が改善されていきます。
バイオリンは演奏技術も高度になっていくので難しいですが、少しずつ改善出来たらと思います。
こちらも色々と勉強になります。
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