ヴィオラ レッスン 自分の歌と楽器
ビオラのレッスンで、以前トランペットを吹いていた経験の有る生徒さん。
お父様のお使いになっていたヴィオラを調整して、ご自分でも演奏してみたいとの事で、ヴィオラは初めてです。
以前、チェロも少し習っていたので、レッスンはスムーズに進みます。
弦楽器は弓で正しい場所を弦と垂直に弾いたり、左手は自分で正しい音程の場所を押さえたりと、色々な事を確認しながらの作業になります。
その為、どちらかだけに集中すると、右手と左手がずれて、音を出すタイミングが違ってしまう事があります。
ある程度確認できたら、自分の心の中で歌う歌に任せると、自然とタイミングも合ってきます。
“細かい確認事項“に振り回されてしまわずに、“音楽”に身を委ねましょう。
トランペットを吹いていた経験が有るためか、歌が上手で声量も有りました!
ご自分の中にある歌は準備万端でした。
弾き初めの呼吸をしっかり取って、自分の中の歌を感じながら弾くと、様々なタイミングが一つになりました。
細かい奏法を確認しながら自分の中にある歌につなげる作業は、楽器演奏上達の近道になります。
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